こんにちは。はりきゅうルーム岳 東新宿院です。
「常にのどの奥に鼻水が張り付いていて不快」「痰を出そうとして何度も咳払いをしてしまう」といった症状にお悩みではありませんか?それは、鼻水が前に出ずにのどの後ろへ落ちていってしまう「後鼻漏(こうびろう)」という状態かもしれません。
実はこの後鼻漏、鼻のケアだけでなく、体の凝りをほぐすことで和らげることができるのです。
今回は耳鼻科専門鍼灸院のYouTubeでもご紹介して大好評だった、お家で簡単にできるおすすめのストレッチと、後鼻漏のメカニズムを分かりやすく解説します。
後鼻漏とは?
後鼻漏とは、本来であれば鼻の穴から体の外へと排出されるべき鼻水が、のどの奥の方へと流れ落ちてきてしまう現象のことです。
人間の体は、健康な状態でも1日に約1〜1.5リットルもの鼻水を分泌して、鼻の中を潤したり異物を洗い流したりしています。通常は無意識のうちにのどへ流れて飲み込まれているのですが、鼻炎や副鼻腔炎、または鼻の奥の粘膜の炎症(上咽頭炎)などによって鼻水の量が異常に増えたり、粘り気が強くなったりすると、のどにへばりついて強い違和感を引き起こすようになります。
実は、後鼻漏が長引く方の多くに共通しているのが「首や肩の激しい凝り」です。
首まわりの筋肉がガチガチに固まると、鼻やのどの血流が悪くなり、粘膜の働きが低下して後鼻漏が悪化・長期化するという悪循環に陥ってしまうのです。
後鼻漏の症状
後鼻漏になると、のどの不快感を中心に以下のようなさまざまな症状が現れます。
- のどの奥に常に粘り気のある痰や鼻水がへばりついている
- のどの違和感をスッキリさせたくて、頻繁に「カーッ」と咳払いをしてしまう
- 横になると鼻水がのどに落ちてくるため、寝ようとすると咳き込んでしまう
- のどに常に異物感があり、飲み込もうとしても飲み込めない
- 口臭が気になったり、のどがイガイガして声が出しにくくなったりする
これらの症状は、仕事への集中力を低下させたり、睡眠の質を悪化させたりと、日常生活の大きなストレスになってしまいます。
家でできるストレッチ
後鼻漏の不快感を和らげるために最も大切なのは、鼻やのどの血流を司る「首の筋肉」を緩めてあげることです。
ここでは、耳鼻科専門鍼灸院の視点から選んだ、お家で座ったままできる簡単な首・胸元のストレッチをご紹介します。
① 首の前の筋肉(胸鎖乳突筋)を伸ばすストレッチ
鼻やのどの血流に深く関わる、首の横から前側にある太い筋肉を優しく伸ばします。
- 姿勢を正して座り、右手を左側の鎖骨のあたりに置き、軽く下に引き下げて固定します。
- そのまま顔を右斜め後ろに見上げるように、首の前側をじわーっと伸ばしていきます。
- 心地よい伸びを感じるところで、深呼吸をしながら20秒キープします。
反対側も同様に行います。
② 胸を開く鎖骨下ストレッチ
巻き肩や猫背になると首が前に出て、のどの通り道が圧迫されます。胸を開いて姿勢を整えましょう。
- 背中の後ろで両手を組みます。
- 息を吐きながら、組んだ手を斜め後ろに引っぱり、肩甲骨を中央に寄せます。
- 同時に顎を少し上げて、胸を天井に向かって大きく開きます。
- 深呼吸を3回繰り返し、ゆっくり元に戻します。これを3回繰り返します。
これらを朝晩や、デスクワークの合間などに行うことで、首から上への血流が劇的に良くなり、のどの粘膜の働きがスムーズになります。
まとめ
後鼻漏はデリケートなのどの問題ですが、実は「首まわりの血流障害」が原因を後押ししているケースが非常に多いです。まずは今日ご紹介したストレッチを毎日の習慣にして、上半身をリラックスさせることから始めてみてください。
もし、「ストレッチを続けてもなかなかのどの張り付きが取れない」「長年の後鼻漏で本当に困っている」という場合は、セルフケアだけでは届かない首の深層のコリが固まりきっている可能性があります。
そんなときは、一人で悩まずにぜひはりきゅうルーム岳 東新宿院にご相談ください。
当院は耳鼻科領域に特化した専門の鍼灸院として、首や肩の緊張をミリ単位で緻密に緩め、体の中からのどの潤いと正常な働きを取り戻すお手伝いをしています。
YouTubeでも様々なセルフケアを発信していますが、院内ではあなたのお体に合わせたオーダーメイドの施術をさせていただきます。一緒にスッキリとした快適な毎日を取り戻しましょう!
この記事の執筆者
| 代表 大石 竜也 はりきゅうルーム岳 代表 国家資格:はり師・きゅう師(国家資格) アスレティックトレーナー(国家資格) JSメソッド認定鍼灸師 Re Voiceメソッド認定鍼灸師 「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note |
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はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。
医師監修
| 黒崎 成男先生 所属学会 資格: 日本精神神経学会専門医・指導医 日本栄養精神医学会 ▶︎Quora |
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