30歳男性 上咽頭炎によって引き起こされためまいの改善症例

主訴

2017年11月、風邪を引いて数日すると風邪は治ったが、

  • 声が出ず、息切れがする
  • 後鼻漏の症状や後ろに引かれるようなめまいが常に起こるようになる

ネットで検索すると「上咽頭炎ではないか」と疑いBスポットを行っている耳鼻科を受診すると、上咽頭炎と診断されました。
週2回のBスポットを行い少しずつ症状は落ち着くが息切れ・めまいが治りきらない。

2018年12月、めまいが悪化し立ちくらみもあり、めまいがさらに悪化し、このままでは仕事に影響をきたしてしまうとBスポット以外の方法を探しました。

当院のHPを見て、自分と似た症状のことが書いてあり、専門的に取り組んでいるところに惹かれ来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

上咽頭炎を訴える方の特徴的な頚のコリがみられました。
そのコリを緩めるために膝と手のツボに鍼施術を行いました。

2回目

前回からめまいがの頻度が減りました。
耳鼻科でのBスポットでの悪化が懸念されるため行かなくなりました。
めまいの背景には上咽頭炎が影響していると考え、施術を行いました。

〜10回目

施術を続けると、さらにめまいの頻度が減り5診目では息苦しさは多少あるが、めまいは起こらなくなりました。

再発を防ぐために、その後も週1回のペースで治療を続けました。
10回目、めまいが起こることなく生活できており、耳鼻科でスコープを行うと炎症も引いていました。

主に使用したツボ

合谷L  膝陽関L  緩項L

考察

めまいで悩んでいる方には、特有の頚のコリがあります。
そのコリを取り除くことで早期にめまいが治るケースは多いです。

また上咽頭炎が背景に隠れている場合、めまいの症状が治まったとしても再発する可能性があるので、上咽頭炎を改善させることが根本的な原因の解決になります。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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